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Circuit breaker

Sat.04.06.2011 4 comments
20110603.jpg
小学生のころ、遮断機は竹製だった。


毎日往復する通学路は片道約2km。
学校から家まではほぼ直線、信号一つ、踏切一つ。
3分の1は両サイドが果てしなく広がる田んぼに囲まれた道。

真夏はジュースが降ってこないか真剣に空に祈りながら歩いていた。
どうしても喉が渇いてしょうがない時は、途中の民家に
「水飲ませてくださーい!!」
と玄関から声をかけ、納屋の前の蛇口で喉を潤したり。
しかしながら命を繋いで貰っておきながら少年達の話題は、
あっちの家のよりこっちの家の水の方が美味しいだの、あの家のババアは怖いだの。
大人の優しさを微塵も理解していなかった。

冬は吹雪に曝されながら登下校。
いつだったか、「田んぼを歩いた方が早い」
という噂が流れ、雪の降り積もった田んぼを歩いて帰ったことも。
今思い返せば、田んぼのど真ん中を歩くという不良な行為にテンションが上がり、
ギャーギャー騒いでる内に時間を忘れていただけのように思う。

犬に追いかけられたり、
年上の友達に騙されて川に落ちたり、
乗用車に雪玉を投げつけてゲンコツを喰らったり、
スズメバチに追いかけられたり、
友人の親の軽トラックが通りかかったら道を塞いで荷台に乗せて貰って帰ったり、

何にもない一本道のあちこちに色んな思い出が。
何もない方が子供は逞しく育つのかもしれない。


話は戻って、当時竹製だった遮断機のバーの部分。
汽車が通り過ぎたあと行く手を塞いでいたバーを上から抑えつける。
そんなパンクな遊びが流行ったことがあった。

その日も友人たちと抑えつけながら汽車が通り過ぎるのを待っていた。

カンカンカンカン。
遮断機が下りてくる。
汽車がゴゴォと通り過ぎる。
両手をバーの上に乗せる。
カンカンカンという音が止む。
バー(ていうか竹)を上げるモーターの振動が両手に伝わる。
こみ上げる緊張。
より一層上から抑えつける。

その時。

バキバキベキョ!!!

バーが折れた。
風雨にさらされたことによって竹が腐っていたのだ。

さっきまで立派に役目を果たしていた、ひしゃげた竹を尻目に、
最後まで抑えつけ居たのはお前だ、いやお前だと罪を擦り付け合いながら逃亡する一団。

誰も見ていなかったからバレないだろうというのは小学生の甘い考えで。
翌日には全員が先生に呼び出されこっぴどく叱られた。

何故ばれたのか当時は不思議でならなかったけど。
そこを通る小学生なんて20人にも満たなかったのだから、
犯人捜しなんてそう難くなかったのだろう。

そんなことをふと思い出した、朝の東京。

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- comments
4 comments
ふふふ(笑)
微笑ましく読ませていただきました。
うちも田舎っぺだから、なかなか共感できるところも多く、今時の子はこんな楽しさ知らないんだろうなあとか。秘密基地作ってた事とか思い出したよ~。
■しほ
今の子供は今の子供で楽しいこと一杯見付けていると思うなー。
子供は遊びのプロやし。
ただ、ファミレスとかでDSで遊びまくる子供たちを見るとなんだかなあって思う。
親にして見れば楽なんやろうけどね、あれ与えておけば静かだから。
いいなぁ・・・と思いながら読ませていただきました。
羨ましい。
私は東京生まれ東京育ちで、親戚も遠くて神奈川。
という環境だったので、すごくそういう子供時代に憧れます。
とか言いながら、毎日井の頭公園をかけまわって泥んこでしたが(笑)

宝物の思い出ですね。
>くっしー
実家の周りには思い出が一杯。
いつか一つ一つを振り返りながら写真を撮ってブックにしたいなあ。
てか東京と神奈川なんて隣じゃないか!!
って思ったけど、田舎の隣県と交通事情が違うもんね。
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